映画「ザ・クリエイター」の3つの考察ポイントをまとめてみた

映画考察
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こんにちはSATOです。

今回は映画「ザ・クリエイター」を3つの重要なポイントから解説していきます。

映画「ザ・クリエイター」は、2023年に公開されたギャレス・エドワーズ監督のSFアクション映画。

この映画は、ある事件をきっかけに共存していたAIと人間が対立するようになってしまった世界をAIの少女が変えていく物語です。

それでは、本文へどうぞ。

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映画「ザ・クリエイター」のあらすじ

今からほんの少し未来で、「ニルマータ」と呼ばれる創造者は、人間を守るためにAIを作りました。

AIは人間と同じ感情を持つようになり、同じ生活をするようになりました。

しかし2075年、ロサンゼルスで核爆発が発生し、多くの人間が亡くなります。

原因を調べてみると、AIの仕業であることがわかりました。

人類とAIの共存はここで終わり、人類はAI開発をやめてAIを狩るようになりました。

彼らはその後10年間戦争を続け、戦いは日に日に激化していきます。

人間はAIが生息するラボを破壊し、AIはニルマータにより新たに進化したAIを創造します。

核爆発の5年後、ロサンゼルスの核爆発で両親を失った元特殊舞台のジョシュアは軍の命令でニルマータ暗殺のためにAIコロニーへの潜入捜査を行っていました。

敵地への潜入で、ジョシュアはクリエイターの居場所を突き止めましたが、そこにいたのは少女の姿をしたAIのアルフィーの存在。

アルフィーたちはどのようにして世界を変えていくのでしょうか?

映画「ザ・クリエイター」を3つの重要なポイントから解説

考察ポイント1:AIの生きる権利

AIをテーマにしたSF映画は数多くありますが、この作品でのAIは迫害される側として扱われているという点で特徴的です。

他作でAIは人間の制御から外れ暴走して人間を迫害しますが、本作では人間も暴走し彼らを迫害します。

また本作でのAIがオフになる姿はまるで人間の死のように描かれていました。

そのほかにも、かつて共存していた機械達もまるで家族のような存在になっていましたし、便利で役にたつ道具ではなく、肉体が違うだけの同じ生き物だと作品を通して訴えかけてきました。

自分達のエゴで生み出されたAIを人間は同じ権利を持つ生き物として扱うことができるのか?と視聴者に問いかけているようですね。

考察ポイント2:「ニルマータ」とは?

本作でのAIの設定はかなり曖昧で、特に「ニルマータ」が何者であるのかが詳しく描写されていませんでした。

AIの創造主であることくらいしかわかっていませんでしたが、彼女にしかない特徴はなんなのでしょうか?

その理由は、既存のAIの管理と新型AIのプログラム作成の2つではないかと筆者は考えます。

ニルマータを通じて既存のAI達をシャットアウトすることができたり、ニルマータを殺すことで新しい脅威が生まれるのを避けられるのであれば国がニルマータを狙うことに説明がつくでしょう。

考察ポイント3:AIの暴走は嘘?

作中でAIは「ロサンゼルスの爆発は人間によるミスだ」と発言し、私たちはAI側の視点で物語をみるのですが、筆者的にはこの設定に違和感を感じます。

AIを貶めるためだけに人類がロサンゼルスを爆破することは考えずらいですし、ミスだったとして共存していたAIを敵に回すことを国がするとも思えません。

AIを敵に回すなら最初からAIの製造元を奇襲した方が早いですもんね。

実はAIたちがすでに人類を超えたAIを開発していて、それが核爆発を引き起こしたのではないかと疑ってしまいました。

正解は描かれていないのでわかりませんが、みなさんはAIの暴走の真偽についてどう思いますか?

まとめ

今回は映画「ザ・クリエイター」についての考察でした。

AIと人間の未来について考えさせられる一作でしたね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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