【考察】映画「OLD」に隠された3つの伏線とは?

映画考察

こんにちはSATOです。

今回は映画「OLD」に隠された3つの伏線について解説をしていきます。

映画「OLD」はM・ナイト・シャマラン監督による2021年のアメリカ合衆国のスリラー映画。

この映画は、タイのビーチで休暇を過ごしていた家族が、そのビーチで過ごすうちに急速に老化していくというストーリーです。

その裏側に隠された伏線とは何だったのか?

本文をお楽しみください。

映画のあらすじ

バカンスで訪れた美しいビーチで、幸せな時間を過ごしていたガイとプリスカ夫妻、そして二人の子供たち。

しかし、その楽園はすぐに悪夢へと変わります。

何気なく入った洞窟の先にあるプライベートビーチでは、時間が異常な速さで進んでいくという恐ろしい秘密が隠されていたのです。

数時間の間に、子供たちは急速に成長し、大人へと変化していく。

さらに、浜辺に打ち上げられた死体は見る見るうちに腐敗し、老化の速度は想像を超えるものだった。

閉じ込められたビーチで、恐怖と絶望に支配されていく人々。

互いを疑い、争い始め、命の危険にさらされる中で、ガイとプリスカは生き延びるために必死に方法を探します。

果たして、彼らは謎のビーチから脱出できるのか?そして、時間の異常な流れの背後には何があるのか?

映画「OLD」は、限られた時間の中で命懸けの選択を迫られる人々の姿を通して、人生の儚さや愛の大切さを描いたスリリングな作品です。

【考察】筆者的に気になった3つの伏線について

それは筆者的にここは外せないと思う3つの伏線について話をしてきます。

伏線1:アナミカリゾートの意味

リゾートの名前である「アナミカ」という言葉にも伏線が隠されています。

アナミカ = 何もない/意味がない

ヒンディー語で直訳すると「何もないリゾート」という意味になります。

このリゾートは見せかけだけで、なにもないという意味。

実はアナミカリゾートは持病を持っている人たちの早期治験を対象にした実験施設だったので、中身がないという意味ですね。

映画の最初でアナミカの意味に気付けた人は、「なぜ、意味のないという意味なんだ」と違和感に気付けたかもしれませんね。

ちなみに筆者は違和感には気づくことはできませんでした。

伏線2:ホテルにあったパンフレットの意味

ホテルにあったパンフレットに製薬会社「Warren Warren」の存在。

ガイとプリスカの口論にもなったパンフレットですが、まさにこの製薬会社こそリゾートの黒幕。

ホテルに訪れた人をビーチに送り込み、本来数十年かかる実験を1日で終わらせることで、新薬開発に大きく貢献をしているとのこと。

さすがにサイコパスすぎる発想ですが、この映画の黒幕として衝撃を受けたのは私だけではないでしょう。

伏線3:大量の食料と魚がいないビーチの伏線

ビーチへの送迎バスを降りる際に、バスのドライバーから大量の食料を渡されるシーンがあります。

これは今までの実験から子供が急速に成長する過程で大量の食料が必要になると分かっていたのだと考察ができます。

実際にバスのドライバーも「子供はたくさん食べるから」と言っていました。

明らかに異常な量でしたが、背景を知れば納得ですね。

また、このビーチには魚がいません。

魚たちもビーチの特性から老化して絶滅していたことを考えると、伏線がはられていましたね。

まとめ

今回は映画OLDについての考察でした。

サイコパスな製薬会社の実験、さまざまな背景があるミステリーでしたね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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