【考察】映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」に隠された3つの秘密について

映画考察

こんにちはSATOです。

今回は映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」で、ついに明かされたダンブルドアの3つの秘密について解説していきます。

映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」はデヴィッド・イェーツ監督による2022年のイギリス・アメリカ合衆国のファンタジー映画。

この映画はファンタスティックビーストの3作目で、『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年)の続編です。

今まで明かされていなかったダンブルドアの秘密とは何だったのか?

本文をお楽しみください。

映画「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」のあらすじ

闇の魔法使い、グリンデルバルドが魔法界を支配しようと動き出します。

かつてグリンデルバルドと血の誓いを交わしたダンブルドアは、直接対決を避けるため、魔法動物学者ニュートを筆頭に、個性豊かな寄せ集めのチームを結成し、グリンデルバルドの陰謀を阻止するため、危険な旅に挑んでいきます。

そしてついに、幻の魔法動物“麒麟”を巡り、国際魔法使い連盟の選挙を舞台に、グリンデルバルドと壮絶な戦いを繰り広げます。

果たして彼らは、グリンデルバルドの野望を打ち砕き、魔法界の平和を守ることができるのでしょうか?

そして、今回明らかにされる、ダンブルドアの秘められた過去と、グリンデルバルドとの因縁とは?

ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密は愛と友情、そして希望をかけた物語になっています。

悲しき過去、ついに明かされたダンブルドアの3つの秘密

秘密1:ダンブルドアの恋心

1つ目の秘密は、アルバスがグリンデルバルドに恋を抱いていたと言うことです。

同じくグリンデルバルドもアルバスに恋を抱いていました。

今回LGBTであることが正式に発表されたと言うことで、世間的には賛否両論の意見がありますが、筆者的には今の時代に合っていて問題では無いと感じました。

両親を失い、若いながらに、一家をまとめる存在となったアルバス。

一家を支えなくてはという重圧は計り知れないものだったと思います。

そんな時に、グリンデルバルドという自分と同レベルの魔法使いと出会い、「魔法使いのための世界を作る」という思想に強く共感したというのは自然なことのように思います。

最初は彼の思想に共感したと思いますが、次第に人としての魅力に惹かれていったのでは無いでしょうか。

それほどアルバスにとって、自分と同じく才能に溢れていて、かつ自由である当時のグリンデルバルドは輝いて見えたのでしょう。

またその感情はグリンデルバルドも同じだったと考えられます。

二人の間には、血の誓いを立てるほどの愛情があったと思うと、少し切なさを感じてしまう部分もあります。

本作で攻撃魔法と守護魔法をぶつけることで血の誓いは無効化されました。

これでお互いを束縛することは無くなったということになります。

秘密2:ダンブルドアの家庭事情

2つ目の秘密は、ダンブルドア家のいざこざに関するものです。

ハリーポッターと死の秘宝で登場したアバーフォース。

彼はアルバスのことを激しく嫌っていました。

それは妹アリアナの死の真相が、深く関係していました。

グリンデルバルドと共に魔法使いの世界を作るため、兄弟と別れようとしたアルバス。

しかし、アバーフォースはそれを強く非難。

2人は対立し、杖を構え、術を放ちました。

そこに居合わせたアリアナが魔法で命を落としてしまったということです。

誰の魔法かは明らかにされていませんでしたが、アリアナが死んでしまった原因は兄弟喧嘩だったわけです。

ハリーポッターシリーズから続くダンブルドアの罪の全貌が明らかになった今作の大事な場面だったと思います。

起こってしまったことを後悔しても現状を変えることは出来ません。

アルバスにしても、アバーフォースにしても、お互いに自分の譲れないものがあり、その結果、悲劇を生んでしまった事にとても苦しんでいると思います。

ただし麒麟が善人としてダンブルドアを選んでいるので、彼は間違いなく良い魔法使いということが分かりました。

秘密3:アウレリウス・ダンブルドアの正体

3つ目の秘密は、クリーデンスことアウレリウス・ダンブルドアの正体です。

彼はアルバスの弟である、アバーフォースの息子ということが判明しました。

つまりクリーデンスからすると、アルバスは叔父ということになります。

前作で彼の本名は明らかになったものの、それはグリンデルバルドによる洗脳だと思っていました。

しかし、アルバスがクリーデンスと対峙した時に出現した不死鳥によってそれが真実だと分かります。

不死鳥はダンブルドア一族の前に現れ、寿命が短い者の前に現れ続けるため、クリーデンスの寿命が短い事も、同時に明らかになりました。

ですが、エンディングの時、アバーフォースと共に家に帰った際、不死鳥が飛び立っているので、おそらくクリーデンスの死は去ったと考えられます。

それは彼に必要な愛、家族が見つかったからではないでしょうか。

まとめ

今回は明かされたダンブルドアの3つの秘密について書いていきました。

今回の映画で驚いた人もいれば、考察通りやっぱりなと言う人もいるのではないでしょうか。

才能がある人でも、苦難や悩みを抱えているのは魔法界でも同じなのですね。

今回の作品を見た後で、もう一度ハリーポッターシリーズを見返すのも、違った楽しみ方が出来て良いかも知れません。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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