映画「マトリックスレザレクションズ」を3つの観点で考察してみた

映画考察

こんにちはSATOです。

今回は映画「マトリックスレザレクションズ」を3つのポイントから解説していきます。

映画「マトリックスレザレクションズ」は、2021年に公開されたラナ・ウォシャウスキーのアクション映画。

本作は映画「マトリックス」シリーズの4作目に当たります。

この映画は専門用語や新要素が多く、前作の復習が必須になってくると思われます。

それでは、本文へどうぞ。

映画「マトリックスレザレクションズ」のあらすじ

前作「マトリックス レボリューションズ」で人類を救い、命を落としたはずのネオは、トーマス・アンダーソンという名のゲームクリエイターとして、記憶を消去されて生きていました。

しかし、デジャヴや奇妙な夢に悩まされる彼は、次第に現実世界の違和感に気付き始めます。

そんな中、謎の人物モーフィアスと出会い、自分がかつて救世主ネオと呼ばれていたことを思い出したトーマス。

しかし、現在のマトリックスはかつてとは大きく異なり、新たな敵“アナリスト”によって人類は更に深い眠りに囚われていました。

再び覚醒したネオは、愛するトリニティと再会し、人類を救うために立ち上がります。

しかし、アナリストは強力なプログラムを駆使してネオの前に立ちはだかり、激しい戦いが繰り広げられます。

果たしてネオは再び人類を救うことができるのか?そして、マトリックスの真実とは?

映画「マトリックスレザレクションズ」を筆者が3つのポイントから考察

考察ポイント1:ゲームと現実の境界線

本作は、前作までの三部作を「ゲーム」として設定し、メタフィクション的な構造を取り入れています。

主人公トーマス・アンダーソンは、自分がかつて救世主ネオと呼ばれていたゲームの製作者という設定になっています。

これは、現実と虚構の境界線を曖昧にし、観客に「マトリックスとは何か?」という問いを改めて投げかけています。

また、本作は「マトリックス」シリーズ自体を題材にすることで、作品と観客の関係性をも考察しています。

映画の中で、ネオは自分が映画のキャラクターであることを自覚し、観客に向かって語りかけるシーンがあります。

これは、観客に映画の受動的な消費者としての立場から脱却し、作品に積極的に関与することを促していますね。

考察ポイント2:愛と選択、自由意志

本作では、愛と選択が重要なテーマとして描かれています。

ネオとトリニティは、マトリックスの中でプログラムによって引き寄せられますが、同時に互いに深い愛情を抱いています。

これは、プログラムによって制限された世界においても、人間の自由意志は存在することを示しています。

また、ネオはアナリストとの対峙の中で、真実と虚構、自由と支配の間で選択を迫られます。

これは、単に正しい答えを選ぶという問題ではなく、自らの人生をどのように生きるかという問いであると言えるでしょう。

考察ポイント3:物語は続く?

本作は、希望と未来を感じさせるエンディングを迎えます。

ネオとトリニティは、マトリックスを完全に破壊することはできませんでしたが、新たな可能性を見出します。

これは、観客に希望を与えるだけでなく、未来への挑戦を促すメッセージとして解釈できます。

マトリックスの新作に期待ですね。

まとめ

今回は映画「マトリックスレザレクションズ」についての考察でした。

映画マトリックスの作品が好きな人にはたまらない内容でしたね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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