【考察】映画「デューン砂の惑星PART2」に隠された3つのポイントとは

映画考察
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こんにちはSATOです。

今回は映画「デューン砂の惑星PART2」を3つのポイントから解説していきます。

映画「デューン砂の惑星PART2」は、2024年3月に公開されたドゥニ・ヴィルヌーヴのSF映画。

今作は2021年に公開された映画「デューン砂の惑星」の次作にあたります。

この記事はネタバレ内容を含みますので、気をつけてご覧なさってください。

それでは、本文へどうぞ。

映画「デューン砂の惑星PART2」のあらすじ

前作で命を狙われ、砂漠に逃れたポールは、先住民フレメンの少女チャニと出会い、彼らの指導者となっていました。

彼は砂の惑星デューンを支配するハルコンネン家への復讐と、全宇宙を脅かす皇帝への抵抗を決意します。

ポールは、予知能力とカリスマ性でフレメンをまとめ上げ、砂漠の戦士として覚醒していく。一方、皇帝はポールの存在を脅威と感じ、ハルコンネン家と共に彼を抹殺しようと画策します。

壮大な砂漠を舞台に、ポールとフレメンの軍隊は、ハルコンネン家との激しい戦いを繰り広げます。

さらに、ポールは自身の運命と、砂の惑星に隠された秘密に迫っていきます。

愛する者を守るため、そして宇宙の未来を変えるため、ポールは命懸けの戦いに挑みます。

映画「デューン砂の惑星PART2」を筆者が3つのポイントから考察

考察ポイント1:ポールとチャニの仲違い

ポールとチャニは身分の差を超えた愛で結ばれており、前作同様彼らの愛を描いた作品となっていましたが、今作では仲違いして終わってしまいました。

ポールがフレメンにとっての救世主「リサーン・アル=ガイブ」として活躍している一方、チャニはポールとの間に距離を感じてしまいます。

この関係性の破綻は、チャニがポールに求めるものをポールが与えられなかったことが原因であると推察されます。

チャニはフレメンとしてポールを受け入れ、身分に関係なく等身大の彼を愛しています。

ポールはチャニに愛情は持っていましたが、周りの期待のため救世主としての道を歩みます。

リサーン・アル=ガイブがフレメンを救うのは宗教的な側面が強く、チャニはその存在を信じていません。

しかしポールはその能力を開花させ、周りから崇められます。

距離を感じさせた結果彼が未来に見ていたチャニを失うということが現実となってしまうのです。

二人の関係は今後どうなるのでしょうか?

考察ポイント2:未来視の精度

PART1でポールはすでに予知夢として未来が見えるようになっていましたが、そのときに見た未来とPART2で起こる現実には異なる部分がありました。

それは全面戦争で戦うフレメンの戦士がポールからチャニに変わっていたことです。

大まかな流れは同じなのに、なぜここだけ違うのでしょうか?

それはおそらくポールの未来視の精度がPART1の時点ではまだ未熟だったからだと考えられます。

未熟だからこそまだ未来が確定しておらず、そこから行動を変えることができたのではないでしょうか?

考察ポイント3:妹アリアについて

ジェシカの子供でポールの妹であるアリアはほとんどが胎児の状態で登場しており、大人の姿は一瞬しか描かれません。

アリアはジェシカが飲んだ命の水の影響で能力が覚醒し、ジェシカとの意思伝達が可能になります。

アリアは胎児ながら能力を用いて動き出し、ポールも未来視の能力を利用し母へアドバイスを行います。

次作以降に大きな役割を持つ可能性はありますが、彼女が大人になるまでは未来視の中だけでの出番となりそうですね。

まとめ

今回は映画「デューン砂の惑星PART2」についての考察でした。

映像がすばらしい作品でしたし、今後の展開が気になりますね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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